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【修理日誌】Let’sNote SX3 キーボード交換修理実施しました!
2017.09.03

こんにちは。ZOA修理担当です。

今日は「Let'sNote SX3」のキーボードを交換修理いたしました。高価ながら高品質、持ち歩くために一切の妥協をしない故に人気のシリーズですね。特にSX3は2013年9月から2015年6月の間出荷されていた、息の長いモデルです。また、強固な造りも知られており、分解前から緊張が走ってしまいます…。

※パソコンの分解は高度な技術を要します!記事を元に分解されたことにより生じた如何なる不具合/損失も、当方では責任を負いません。

今回持ち込まれたのは、「キーボードの一部が利かない」という症状の個体です。キートップのスレ具合からも、かなり酷使されていたであろうことがうかがえます。ノートパソコンのキーボードは、1個のキーが利かなくてもキーボード全体を交換する必要がありますので、大事に使って欲しいな…などと考えつつ、分解していきます。

こちらはキーボードやパームレストが外れた底面です。実際には、キーボード/タッチパッドケーブル、DVD開閉モーター用ケーブル、DVDオープンスイッチケーブルの3つのケーブルを外して、この状態にたどり着きます…が、今回はこちらの部品は清掃のみ実施。やはり結構なホコリが混入していました。

外したパームレストの裏側です。キーボード左側の茶色っぽいケーブルに接続され、タッチパッドと合流し、メイン基板に接続されています。コネクタを外して、いよいよキーボードを外します。が、どちらかと言えば、「キーボードを剥がします」ですね。実はこのシリーズのキーボードは「両面テープ」で固定されているんです。もちろんかなり強力なタイプが使用されていますので、剥がすのも一苦労です。

剥がれた跡地ですね。やはり結構なヨゴレがありますので、キレイに清掃して、新しいキーボードの設置待ちです。上の方にチラッと見えるのが、剥がしたキーボード。再利用が前提ではないとはいえ、これだけ変形してしまうのですね。では、両面テープの処理をして、新しいキーボードを取り付け、配線、そして逆順で組み立てていきます。

はい、キレイなキーボードが装着されました。この後電源投入、ハードウェアチェック、さらに交換したキーボードが正しく動作しているかを確認して納品です。作業時間はおよそ1時間ほどでした。

ここしばらくの間はNECパソコンの修理日誌が多かったのですが、久々にLet'sNoteを分解してみました。パソコンの動作がおかしい、故障かな?と思ったらお近くのZOA/パソコンの館/OAナガシマ各店にご相談下さい!!

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