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【修理日誌】NEC ノートパソコンのメイン基板交換修理を行いました!
2017.09.09

こんにちは。ZOA修理担当です。

今回はNECのノートパソコン「PC-LL750JS3ER」のメイン基板交換修理の模様を紹介します。お客様の申告症状は「電源ボタンを押すと、数秒通電するもののすぐに電源が切れてしまう」とのこと。こうなるともうメイン基板の交換から実施するしかない感じです。こちらは2012年11月発売の「Lavie L スペシャルモデル」ですね。流通店限定の特別仕様でしたが、分解でその片鱗が見えてくるでしょうか?早速メンテナンスマニュアル片手に、作業を始めます。

※パソコンの分解は高度な技術を要します!記事を元に分解されたことにより生じた如何なる不具合/損失も、当方では責任を負いません。

いきなりスペシャル!中央下部の銀箔に包まれた部品はSSDです。今でこそ手ごろな価格でそこそこ大容量のものが入手できますが、5年前はまだまだ高嶺の花。容量もこちらは32GBです。当然Windowsを格納するには容量が足りません。ですので、こちらはあくまで「高速化の一環として使われる部品」なんですね。ちなみに、今回はメイン基板交換ですので心配ないのですが、ハードディスクが壊れた場合は、正確に段階を追って交換する必要があります。これはまたの機会に…。

そしてまたスペシャル!キーボードの配線が2本出ています。こちらは「光るISLキーボード」搭載モデルでした。そういえば一時期、光るキーボードつかってたなぁ。デスクトップだったけど…などと過去をつい振り返ってしまいますが、作業はどんどん進めていきます。

とりはずしたメイン基板です。例によってサインペンと大きさ比較。中央付近にあるのがCPUですので…

取り外して、良品のメイン基板に差換えてあげます。あとは逆順で組立、通電確認をしたらメイン基板自体の初期セットアップを実施。無事起動してくれましたので、ハードウェアテストを実施し返却です!約2時間で作業完了しました♪

当社はNEC製パソコンの「メーカー純正部品による自社修理業者」として認定を受けております。保証期間内の対応ももちろん承ります。故障かな?と思ったらお近くのZOA/パソコンの館/OAナガシマ各店にご相談下さい!!

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