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【修理日誌 番外編!?】自作パソコンもZOAにおまかせ!!~前編~
2017.12.01

こんにちは。ZOA修理担当です。

また番外編…なのですが、意外と修理にもつながるお話ですので、今回は「DOS/V自作パソコンの組立」についてご紹介いたします。パソコン専門店として、当然自作パソコンの不具合診断もしております。その中でも時々、こんな状態のパソコンに出くわすことも有るわけで…

こういうの見ると、俄然やる気出ちゃいます。配線直さなきゃ!って。配線をキレイに組み立てることで、見た目はもちろんですが、メンテナンス性やエアフローにもいい影響が出ますからね。

そんなこと言ってたら、「じゃあ実際、プロが組み立てたらどうなるんだよ!?」という声が上がってきました。そこでここは一つ、自作パソコンの組立過程、一部始終ご覧いただこう!ということにいつの間にか成ってしまっていました。早速DOS/V組立エキスパートに頼み込んで(笑)、作業開始です!

まずはマザーボード。今回使用するのはASUSの「ROG STRIX Z370-F GAMING」。先月発売されたばかりのインテル最新CPU、第8世代Coreシリーズ…コードネーム「Coffee Lake」対応マザーですね。組み合わせるCPUは最上位モデルの「Core i7 8700K」です!

…って、もうCPUセット完了しちゃってるじゃないですか。ペース速いです(笑)。そういえば、8700KはCPUクーラーが付属しませんから、購入予定の方はご注意くださいね。今回はケースとの兼ね合いもありますので、サイドフロータイプの物をチョイスしました。

サイドフローにしてはやや小型のクーラーですが、安心のバックプレートタイプです。CPUの刻印もうっすら…確認できるでしょうか?さて、ヒートシンクを載せる前の儀式がありました。それは…

熱伝導グリスが必要でしたね。グリス塗りには色んな流派がありますが、今回担当のスタッフは「グリスは薄く塗り広げる派」でした。ちなみに個人的には、「熱伝導シート」を使うことが多くなってきています。だって簡単かつ安定して冷えるんだもの…。

はい、これでヒートシンクを固定できました。さらにヒートシンクの前面に冷却FAN、さらにさらにメモリを取り付けたら、マザーボードをケースにセット…しません!! 何故って、どうしてもこの状態で確認したいことがあるわけで、おもむろに電源ユニットを開封します。

マザーボードに、必要な電源ケーブルを配線しちゃいます。ついでにキーボードもマウスも、さらにはモニターまで配線しちゃいます。配線が完了したら、スタッフの間では暗に「電源スイッチ」と呼ばれているアイツ…マイナスドライバー(笑)で、スイッチピンを短絡!電源が入ります!!

無事に起動しましたね。BIOSという言い方もそろそろ馴染まない、「UEFI BIOS」の設定画面になります。ここでCPU及びメモリの認識やクロックなど、正常に機能しているかを確認しないと落ち着かないんですよね~。ケースに組み込んでから通電させて、起動しないと悲しい思いをしますので…。

なんだか通常の修理日誌よりもボリュームが出てきてしまいました(汗) 出来上がりまでまだ時間がかかりそうですので、今回はこのあたりで。次回に続きます♪

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