ZOAブログ

【修理日誌】Pavilion Wave 600 内蔵SSD交換修理を実施しました!!
2018.02.10

こんにちは。ZOA修理担当です。

今日は…厳密には修理ではないのですが、「HP Pavilion Wave 600」を購入されたお客様から、内蔵ハードディスクをSSDに換装する依頼を承りました。バリバリの現行機種ですね。しかもこの形状、コンパクトな三角柱ですが最大の特徴は「360度全方向に広がるサウンド」♪ 真上に向いたスピーカーがその直上にある言わば「反響板」を利用して全方向に音場を広げているんですって。そもそも見た目もミニコンポのスピーカーみたいですよね。これは確かに、分解するには一癖ありそうです。そんなわけで、下調べを十分に行った上で、作業開始です!

※パソコンの分解は高度な技術を要します!記事を元に分解されたことにより生じた如何なる不具合/損失も、当方では責任を負いません。

まずは開封。底面のゴム足を外すとネジが隠れていますので、これらを外します。そうすると底板は簡単に外れてくれますので、いよいよ内部構造とご対面となります。

当然ながら内部も三角柱(笑) 三方向に基板やらストレージが実装されています。このうち、正面にあたる部分にはUSBやオーディオ用のフロントポートが出ていますので、その基板につながる配線を外していきます。各ケーブルは結構細いので、意外と神経を使う箇所でもあります。配線を外したら、そのスピーカーっぽいネット構造の部品を…

ガバっと!外します。外側から見ての通り、見事なまでの一体構造でした。リアI/Oポート部分のプラスチックを挟み込むことで、フォルムを崩さずにこのデザインを実現していたわけですね~。などと感心しながら、カバーを外すとすぐに3.5インチハードディスクがお出まし。コネクタと固定ネジを外したら、あっさりとハードディスクは外れてくれます。さぁ、すんなりとSSDが付いてくれるかな?

バッチリ! 2.5インチ用のネジ穴が用意されています。ケーブルの長さも問題ありませんので、追加部品の必要なく実装できました! ちなみに今回使用したSSDは、Intelの 545sシリーズ「SSDSC2KW51G8X1」。こちらは容量は512GBとSSDとしては大容量、さらには5年保証モデルと信頼の逸品。このクラスもだいぶお求め易くなりましたね。

あとは逆順で組立、システムをインストールをして作業完了です!

パソコンの動作がおかしい、故障かな?だけじゃなく、「こんなパソコンが使いたい!」と思ったら、お近くのZOA/パソコンの館/OAナガシマ各店にご相談下さい!!

一覧ページへ戻る

pageTop