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【修理日誌 番外編!?】パーツとOSのビミョーな関係…
2018.05.27

こんにちは。ZOA修理担当です。

最近の依頼内容から、ちょっと気になる現象が有りましたので、今回は「番外編」としてお届けします。

2台のパソコン、メーカーとシリーズは同じものです。

パソコンA:2012年8月発売…i7-3770k/GTX670

パソコンB:2012年12月発売…i7-3770k/GTX680

スペックとしてはあまり差の無いこの2台で、グラフィックボードの強化を図りたいとします。670/680ですと、最新では1060あたりが妥当な選択肢となります。TDPも低くなりますし、電源ユニットにも余裕が有りそうですので実装してみますと…。

Bのパソコンは問題無く起動したものの、Aのパソコンではこの画面で停止してしまいました。で、この2台の違いはと言えば

パソコンA:2012年8月発売…i7-3770k/GTX670/Windows7

パソコンB:2012年12月発売…i7-3770k/GTX680/Windows8

ちょうどWindows8が発表された前後!! 時期によりOSが切り替わっています。で、ここで何が起きたかと言えば

「Windows8から、UEFIでの起動がサポートされている」と言う点ですね。で、取り付けるグラボは1060ですから「UEFIでの起動しかサポートしていない」と言うことがカギになります。いろいろ調べていきましたが、パソコンAではいかにBIOSを切り替えようとも、「UEFIでの起動はサポートしない」…結果、パソコンAではこのグラボは使用できないということになります。

※もっと正確な表現はあると思いますが、この記事ではここまでとさせていただきます。ご了承くださいm(_ _)m

そんなこんなで、折角の最新グラボでのパワーアップは断念、現状維持か完全に組替かをお客様に選択していただくことになりました。

こうした経験則や知識を積んでいくことも、修理・サポート担当としては必要なことですね…と実感した次第です。

もちろん、お近くのZOA/パソコンの館/OAナガシマ各店にも精鋭スタッフを配置しておりますので、メンテナンス、チューンナップの相談もぜひお待ちしています♪

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