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【修理日誌】NEC LAVIE Hybrid ZERO 液晶ユニット交換実施しました!
2018.12.02

こんにちは、ZOA修理担当です。

今回はNECの LAVIE Hybrid ZERO HZ750/GAG、表示ユニットの修理です。このモデルは2017年3月の発表、360度回転ディスプレイでタブレットモードへの変形機構を採用した2in1ノートパソコン。複雑な変形機構から軽量化が困難とされながらも、800gを切る軽さと手ごろな性能で人気のモデルです。症状としては「画面表示に線が入ってしまった」というもの。液晶パネルの不具合ですが、タッチパネル搭載のこのモデルでは液晶「だけ」を交換することは推奨されません。純正部品も「表示ユニット」として供給されていますから、こちらの部品を取寄せて、分解スタートです!

※パソコンの分解は高度な技術を要します!記事を元に分解されたことにより生じた如何なる不具合/損失も、当方では責任を負いません

まずは順当に裏蓋を外します。目指すのは写真上部辺りの表示ユニットのヒンジ。結構遠い道のりな感じがしてきます。

安全のため、バッテリーコネクタを外すのも、もはやお約束。

無線アンテナも外します。これも実は、表示ユニットに組み込まれていますので…。

CPUクーラーも外してしまいます。結局ほぼ完全に分解しますので、メイン基板も外れるようにしていくんですね。

メイン基板はキーボードユニットにネジ留めされています。これを外すと…

メイン基板(とSSD)が外れてくれます。表示ユニットを270°回転させてこんな感じ。

ヒンジを固定しているネジを外してあげて、ようやく表示ユニットが外れてくれます。

で、再度組付けの際にマニュアルをよーく見ると…

「指定箇所にシリコングリスを塗布」

ですと?それもそうだ。360°回転する表示ユニットですから、滑らかに動作させるためのグリスアップは必須なんですね!あ、もちろんCPUクーラー用の物とは異なります。純粋な、潤滑用ですよ。

そんなこんなで、指定通り組付けたら、表示・動作確認の上受付店舗に返却となります。

パソコンの動作がおかしい、壊れちゃった!と思ったら、お近くのZOA/パソコンの館/OAナガシマ各店、またはこちらからご相談下さい!!

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