ZOAブログ

【修理日誌】ESPRIMO FH77/HD 一体型SSD換装実施致しました!
2022.03.03

こんにちは。ZOA修理担当です。

今回は富士通社製一体型が不調との事で診断を行わせて頂き、HDDの故障が判明した為SSD交換による修理を承らせていただく運びとなりました。

FMVF77HDW

本製品はCore i7モデルとハイスペックなパソコンですが、発売から10年近く経過しているため、

流石に部品交換が必要になってきてしまうリスクが高まってしまっているようですね。

というわけで早速交換作業に移りたいと思います。

分解のアプローチの仕方の類似点が見つけやすいノートパソコンと対照的に、メーカーやモデルで分解手法が全く異なるのがこの一体型パソコンです。

本機種は底部の下から順に上に向かって分解していく形になります。

※パソコンの分解は高度な技術を要します!記事を元に分解されたことにより生じた如何なる不具合/損失も、当方では責任を負いません。

まずは足の裏(底部)が見えるようにパソコンを寝かせます。

本体寝かせ

底部パーツ固定用のネジを外し、底部パーツを取り外します。

底部パーツ外し後

脚部パーツは外装カバーの内側に脚部固定用のネジが隠れているため、外装カバーと付け根のネジも外して脚部を取り外します。

脚部取り外しアフター

脚部を取り外し終えたら、いよいよ内部へアクセス出来るようになりますが、

先にいつも通り、取り付けられている周辺部品を取り外していきましょう。

USB無線デバイス用のドングル等は勿論、カード類も刺さっていることが多いので一つ一つ確実に外していきます。

さらに、本体背面右上の小窓は清掃用のメンテナンスハッチになっていますが、

メンテナンスハッチ

右側の内蓋を外すと、メモリスロットが顔を出すのでメモリも先に取り外します。

メモリスロット

一通り部品を取り外し終えたところで、裏蓋を開けにかかります。

巨体を支えるため、爪はかなり強固な噛み合い方をしているため、爪の噛み合い方を意識して工夫しながら爪を外していき、裏蓋を取り外します。

裏蓋を取り外してようやくHDDにアクセス出来るかと思いきや、

裏蓋外し

今度は巨大な金属の内蓋が顔を見せてくれます。

底部の残りを取り外し、巨大な内蓋を取り外すと・・・

パソコン内部

ここでようやくHDDやメインボードのある深部にたどり着くことが出来ます。

HDDは本体の中央に鎮座していますが、ここの場所は色々なケーブルが配線されているため、それらに気を付けながらSSDへの交換を行います。

SSDがセット出来れば後は逆順に組み立てていけば、SSDへの換装作業は完了です!

パソコンの動作がおかしい、最近動作が遅いなぁ…と思ったら、お近くのZOA/パソコンの館/OAナガシマ各店、またはこちらからご相談下さい!!

一覧ページへ戻る

pageTop