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【修理日誌】NEC PC-NX750LAB キーボードユニット交換修理を実施致しました!
2022.11.03
こんにちは。ZOA修理担当です。
今回は、使用中にキーボードのいくつかのキーが使えなくなってしまった、という事でNEC社製のノートパソコン「PC-NX750LAB」をお持ち込み頂きました。
キーボードの一部キーが反応しない類の症状では、キーボードの故障以外にも重症なケースではメイン基板が故障してしまっているケースも発生しうる症状ですが、
診断の結果はキーボードの故障、という事で早速キーボードの交換修理を行う運びとなりました!
本製品はキーボード単体での交換が出来ないモデルになっているため、キーボード面の外装部品毎の交換になってしまい、通常ではメーカーによる交換修理が必要となりますが、
当社ではNEC社様より部品を供給頂き、純正修理と同じ作業手順にて修理を行う事が可能です。
早速修理用の部品を用意して、キーボードユニットの交換修理を行っていきます。
※パソコンの分解は高度な技術を要します!記事を元に分解されたことにより生じた如何なる不具合/損失も、当方では責任を負いません
今回の目標はキーボード面全体、という事でがぱっ!とキーボードユニットを取り外したいところですが、内部構造の兼ね合いより、裏側からアプローチしていきます。
まずはいつも通り、取れる部品から取り外していきましょう。
ここでは裏側の大きいカバーとDVDドライブを外しちゃいます。
すると色々部品やケーブル類等色々詰まった状態の内部が露出します。
表面のキーボードユニットから伸びているケーブルがここから一通り外すことが出来るので、一つずつ基板部やコネクタ、端子を傷つけないように丁寧に外していきます。
一見すると1本のケーブルに見えても内側に更にケーブルが伸びていることも・・・
一通りケーブル類が取り外せたら、次はいよいよキーボードユニットを取り外しにかかります。
形状はかなりシンプルですが、見た目以上にかなりガッチリ爪がはまっているので、爪やボディを傷つけないように注意を払って、一つ一つ確実に爪を外していきます。
爪を一通り外し終えるとユニットが取り外せるようになります。
前に取り外したケーブルが引っかかると破損の原因になるので、ゆっくり持ち上げていくと・・・
無事にキーボードユニットの取り外しを行う事ができました!
キーボードユニットに移植するパーツもいくつかあるので、もう少しだけ作業は発生しますが
その後は逆順に組み立てていき、検査ソフトでデバイス検査を行えば作業の全工程が完了となります!
パソコンの動作がおかしい、最近動作が遅いなぁ…と思ったら、お近くのZOA/パソコンの館/OAナガシマ各店、またはこちらからご相談下さい!!!