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【保存版】最強のモバイルノートパソコン!?レッツノート(Let's note)を比較してみました!
2019.09.13
〇はじめに
この記事ではPanasonicのモバイルノートパソコン、レッツノート(Let's note)について解説して行きます。
シリーズの特徴やメリット・デメリットなどの他、メーカーの拘りなのにも触れて行きますので、
これからレッツノート購入しようとしている方や、パソコンの購入を検討されている方はもちろん。
レッツノートが少し気になっているという方にも是非、読んでいただきたい記事になります。
1,レッツノート(Let's note)とは?
パナソニックが販売しているノートパソコンのシリーズです。
価格帯は決して安くはないですが、手厚いサポートや高品質な製品に多くのファンが付いています。
パナソニックのオンラインストアでは、店頭では販売していないカスタマイズされたより高性能なモデルも存在します。
2,他のノートパソコンとの比較ポイント・レッツノートのメリット
①デザイン
レッツノートシリーズはデザイン面において、いきいきと働く姿を実現するワークジェニックを重視されています。
デザインによって周囲の人に対して仕事ができそうな印象を与えるようにすることが一つ。
もう一つはファンクショナル・ビューティー。
歴代のシリーズにはボンネット形状の天板や円形のホイールパッド、リーフ型キーボード等の特徴があります。
それぞれの意味に関しては後述致しますが、これらは見た目の良さだけではなく意味のある形状の追求をしてゆくという考えのもとデザインされています。
②モバイルPCに特化している
他社の競合機種に比べて重量が軽く、自社生産のバッテリーの持続時間が長い為特に持ち運びに特化していると言えます。
モバイルPCの用途を考慮して、設定を済ませれば外出先でもスムーズにネットワークに接続できるLTE対応を備えた機種もそろえています。
本体キーボード下の円形タッチパッドは、マウスなしでもスクロール操作などが使いやすいよう独自の形になっています。
長時間バッテリーには、ACアダプターを一緒に持ち歩く必要をなくすことで間接的な重量を減らす狙いもあります。
また、シリーズ共通の特徴である耐久性も持ち運ぶ上で頼もしく豊富なインターフェイスによる汎用性の高さからもモバイルPC特化のブランドであると言えます。
③丈夫で故障しにくい
マグネシウム合金を凹凸計上で設計した衝撃に強いボンネット構造の天板は、満員電車を想定した100kg程の加圧にも耐えられるよう設計及び試験をされてます。
そのほかにも机を想定した高さ76cm落下試験、キーボードの打鍵試験やヒンジの開閉試験など。使用環境を想定した厳しい耐久試験が実施されています。
移動中の振動も考慮して内部の見えないネジ1本1本に接着剤による固定を施す等見えない部分の耐久性にもこだわって造られています。
上記のような製造時のこだわりもあって、レッツノートシリーズは精密機器でありながらも落下時の非故障率91.2%というアンケート結果を誇っています。
④非常に軽い
軽くて丈夫なマグネシウム合金をボディ素材としている為、同サイズ帯の他社製品よりも300gほど軽く仕上がっています。
svシリーズの場合使用するバッテリーを(L)(S)の2サイズから選ぶことができ、軽さとバッテリー駆動時間を用途に合わせて選ぶことができます。
また、バッテリーの着脱も簡単に行うことが出来ます。
⑤長時間バッテリー
上記にあげました(L)サイズのバッテリーの駆動時間は約20時間、(S)サイズのバッテリーでも約13時間の駆動が可能であり出張先などでも充分な時間使用することが可能です。
また、着脱式バッテリーの為バッテリーのみを取り換えることができ長く使うことができます。
⑥国内生産
レッツノートは電子部品の実装から組み立て・検査までのすべてを神戸工場で一貫して行っています。
電子部品の実装・ボード検査・完成組み立て・全数検査 の全4工程を、最先端のロボットの導入で正確且つスピーディに、細かな作業は人の手作業で生産されています。
また、専用施設にてレッツノートから放出される電波が他の電子機器に影響を与えないかのチェックも行われています。
⑦豊富なインターフェイス
※画像はレッツノートSVシリーズ
USB端子はもちろん、モバイルノートでは省かれてしまいがちなSDカードリーダーや光学ドライブを搭載しています。
HDMIとアナログ出力のVGA端子の両方を搭載しているのは、 ビジネスの現場で本当に使えるモバイルPCを目指した結果です。
レッツノートシリーズは「省かれつつある機能もニーズのある限り搭載する。時代に合わせるのではなく、時代に左右されないマシンをつくる。」という哲学に則ってつくられています。
⑧光学ドライブ搭載
光学ドライブを搭載するメリットよりも、搭載しないことによって生まれる軽量さと薄さを重要視する製品が多いのが昨今の現状ですが、
レッツノートシリーズは独自の光学ドライブを搭載することで、従来通りの使用感と軽さを両立したモデルが多く存在します。
⑨手厚いサポート
発売日から5年間、365日 午前9時から午後8時まで、無料で電話サポートを受けることができます。※中古でご購入の場合には期間に関わらず有料になります。
レッツノートは長くお使いいただく方も多い為、お客様ご相談センターではレッツノートシリーズ22年間全機種のマニュアルが保管されています。
ほとんどすべてのシリーズの実機もそろっている為、実際にご相談されている機種と同じものを触りながら検証をするといったこともあり得ます。
また、お客様より寄せられたご相談内容と解決方法を電子データ化してまとめた『FAQ』の導入もされていてホームページよりアクセスできる為、困った場合に待つことなく解決できる点も助かります。
3,他のノートパソコンとの比較ポイント・レッツノートのデメリット
①高額
レッツノートシリーズ最大のデメリットと言えるかもしれないのが価格の高さになります。
他のメーカーのノートPCが全体的に低価格化してきている中で、レッツノートシリーズは常に高級志向であり続けています。
長く使われているユーザーからすると、パソコン自体が壊れにくい為修理品などを考慮するとそれほど変わらないようですが、1製品として高額であることは事実です。
②分厚い
※少し見えづらいですが、厚みが分かるよう横に10円玉を置いています。
豊富なインターフェイスを取り揃えている反面、他のモバイルノートと比べると厚みで差が出てしまっています。
鞄に入れて持ち歩く際にもこの厚みが意外と大きなデメリットになるかもしれません。
今のモデルではそこまで極端な厚さはありませんが、少し前はごつい見た目が好みではないという方も少なからずいらっしゃいました。
③スピーカー
全体的にスピーカーの音質はよくなく、音量もあまり大きくありません。
また、機種によってはモノラルの物もあります。※画像はモノラル機種です
外出先でのプレゼンでの音声は外部出力であれば問題ありません。
プライベートで使う際、音質を良くするためには外部スピーカーを別途用意する必要があります。
④キーボードのバックライトはついていない
キーボードのバックライトとは、暗い場所でもキーがわかるようにキーボードの文字盤を光らせる設計です。
レッツノートシリーズはこのバックライトが付いていない為、暗い場所でタイピングしなければならない場合感覚で打つ必要が出てきます。
暗いところで使うことさえなければ気にならない部分にはなります。
4,レッツノート シリーズごとの比較
現在販売されている4つのシリーズ
レッツノートは現在4つのシリーズが展開されています。
LV・SV・XZ・RZ それぞれの特徴や、どのような用途にお勧めなのか解説して行きます。
レッツノート LV
特徴
モバイルノートの中では大きめの14型のゆとりのある非光沢ディスプレイが、据え置きサイズのノートに遜色ない作業効率を実現しています。
フルHD対応で解像度も高いので動画鑑賞にも良好です。
画面が大きなモデルなのでキーボード周りにも大きな面積があるため、ゆとりをもって使用できます。
レッツノートLVはこんな用途のユーザーにおすすめ!
重さとしてはレッツノートのシリーズの中では少し重たい部類になりますが、インターフェイスも豊富で画面も大きいのでメインとしても充分使っていけます。
オフィスや自宅でのメイン使用に加え、レッツノート共通の堅牢性や耐久性もあるのでこれ1台で全部やりたいという方にお勧めです。
レッツノート SV
特徴
シリーズの中でも特に携行しやすさに特化しているモデルになります。
12.1型(16:10)WUXGA TFTカラー液晶(1920×1200ドット)非光沢。
USB 3.1 Gen 2、DisplayPort、Thunderbolt 3 の3種類のデータ転送に対応した usb Type-c 端子を搭載しています。
Windows Hello 対応のカメラを搭載しているため、顔認証機能を使用することでキーボードに触れずスムーズに使い始めることが出来ます。
レッツノートSVはこんな用途のユーザーにおすすめ!
光学ドライブ搭載モデルでは非常に軽量の、約1.024kg(付属バッテリーパック(S)(約255g)装着)且つサイズも小型になる為持ち運びの負担が非常に少ないです。
シリーズ共通の特徴としてバッテリー駆動での長時間使用(付属のSサイズバッテリーにて約14時間)が可能であり、別売りのLサイズバッテリーを用意することでより長く(約21時間)使用することが可能です。
上記2点の特徴、またWindows Hello 対応によるサインインの堅牢性と素早さなどから、ビジネスユースでも特に持ち運びの多い方にお勧めのモデルになります。
搭載されているUSB type-C 端子はUSB PowerDelivery 対応なので汎用のACアダプターを使用した充電にも対応可能です。こちらは複数の機器を持ち歩く際などに嬉しい機能になるでしょう。
レッツノート XZ
特徴
レッツノートシリーズの2in1PCです。
シリーズ共通の高性能・軽量・長時間駆動と高い堅牢性は2in1でも健在です。
タブレット部にはSIMカードスロットがある為、予め設定しておけば使う場所を選びません。
タブレット状態で持ち運ぶ場合の重量は約550g、イメージ的には500mlのペットボトルとほぼ同じです。
レッツノートXZはこんな用途のユーザーにおすすめ!
ノートパソコンとタブレットPC両方の購入を考えている方、2in1PCのキーボードカバーが使い辛い又は好みではないという方。
付属のタッチペンを使っての操作も可能なので、使い方の幅が広い製品になります。
レッツノート RZ
特徴
レッツノートXZ同様タブレット型で持ち運ぶことができます、こちらはキーボード部が外れないモデルになります。
また、こちらのモデルはタッチペン非対応になります。
特徴はレッツノートSV以上に小さい約0.78kgの本体です。
レッツノートRZはこんな用途のユーザーにおすすめ!
本体が非常にコンパクトなので、持ち運びの際に重さを感じることは殆どないでしょう。
本体が小さい為画面も小さくなっているため、ノートパソコンとして使う場合には少し小さすぎると感じるかもしれません。
そのため主な用途として、出先での移動中に使うことが多い方に特におすすめです。
タブレット形状にできるタイプですが、レッツノートXZ同様キーボードもしっかり打鍵感のあるものとなっている為2in1ノートの打鍵感が好みでない方にもおすすめです。
レッツノート シリーズごとのスペック比較一覧表
スペック | レッツノート LV | レッツノート SV | レッツノート XZ | レッツノート RZ | |
---|---|---|---|---|---|
機種 |
|
CFSV8LFNQR | CFXZ6KFKQR | CFRZ6QFMQR | |
OS | Windows 10 Pro 64ビット | Windows 10 Pro 64ビット | Windows 10 Pro 64ビット | Windows 10 Pro 64ビット | |
CPU |
インテル Core i7-8565U |
インテル Core i7-8565U | インテル Core i5-7200U | インテル Core i5-7Y54 プロセッサー動作周波数1.20GHz | |
液晶(大きさ・解像度) |
14型(16:9)Full HD(1920x1080) アンチグレア |
12.1型(16:10)WUXGA TFTカラー液晶 (1920 x 1200)アンチグレア |
12.0型(3:2)QHD TFTカラー液晶 (2160×1440)静電タッチパネル アンチリフレクション保護フィルム付 |
10.1型(16:10) WUXGA TFTカラーIPS液晶 (1920×1200) 静電マルチタッチパネル アンチグレア保護フィルム付 |
|
ストレージ | 512GB(Serial ATA) | (SSD)512GB(Serial ATA) | (SSD)256GB(Serial ATA) | (SSD)256GB(Serial ATA) | |
メモリー | 8GB LPDDR3 SDRAM (拡張スロットなし) | 8GB LPDDR3 SDRAM(拡張スロットなし) | 8GB LPDDR3 SDRAM(拡張スロットなし) | 8GB LPDDR3 SDRAM(拡張スロットなし) | |
駆動時間 |
約19.5時間 (付属バッテリーパック(L)装着時) |
約21時間 (付属バッテリーパック(L)装着時) |
本体:約18.5時間(付属バッテリーパック(L)装着時) タブレット部:約9時間 |
約11.5時間 (付属バッテリーパック装着時) |
|
サイズ | 幅333.0mm×奥行225.3mm×高さ24.5mm 突起部除く | 幅283.5mm×奥行203.8mm×高さ24.5mm 突起部除く |
幅288.5mm×奥行223.7mm×高さ22mm (タブレット部:幅286.5mm×奥行206.2mm×高さ9.5mm) 突起部除く |
幅250mm × 奥行180.8mm × 高さ19.5mm (突起部除く) | |
重さ(+付属バッテリーパックの重さ) | 約1.385kg(付属バッテリーパック(L)(約355g)装着時) | 約1.159kg(付属バッテリーパック(L)(約355g)装着時) |
パソコン本体:約1.224kg(付属バッテリーパック(L)(約230g)装着時) タブレット部:約0.665kg |
約0.78kg(付属バッテリーパック(約200g)装着時) | |
タッチパネル(有無) | 非対応 | 非対応 | 静電タッチパネル(10フィンガー対応、アクティブペン対応)/ホイールパッド | 静電タッチパネル(10フィンガー対応)/タッチパッド | |
2in1(有無+方法) | 非対応 | 非対応 |
キーボードベースより取り外すことが可能 Windowsタブレットとして使用できます。 |
キーボード部を画面の後ろに畳むことでタブレットの ように使用することが可能です。 |
|
LTE対応 | 非搭載 |
ワイヤレスWANモジュール内蔵(LTE対応) nano SIMカードスロット |
ワイヤレスWANモジュール内蔵(LTE対応) nano SIMカードスロット(タブレット部) |
ワイヤレスWANモジュール内蔵(LTE対応) nano SIMカードスロット |
|
USBポート(種類×個数) |
USB3.1 Type-Cポート(Thunderbolt™3、USB Power Delivery対応) USB3.0 Type-Aポート×3(うち1つはスマホ充電対応を兼ねる) |
USB3.1 Type-Cポート(Thunderbolt™3、USB Power Delivery対応) USB3.0 Type-Aポート×3(うち1つはスマホ充電対応を兼ねる) |
キーボードベース |
USB3.0 Type-Aポート×3(うち1つはスマホ充電対応を兼ねる) |
USB3.0 Type-Aポート×3(うち1つはUSB充電ポートを兼ねる) |
タブレット部 |
USB3.1 Type-Cポート | ||||
SD |
SDメモリーカード×1スロット (SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード対応/著作権保護技術対応 /UHS-I・UHS-Ⅱ高速転送対応) |
SDメモリーカード×1スロット (SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード対応/著作権保護技術対応 /UHS-I・UHS-Ⅱ高速転送対応) |
SDメモリーカード×1スロット (SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード対応/著作権保護技術対応 /UHS-I・UHS-Ⅱ高速転送対応) |
SDメモリーカード×1スロット (SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード対応/著作権保護技術対応 /UHS-I・UHS-Ⅱ高速転送対応) |
|
HDMI | HDMI出力端子(4K60p出力対応) | HDMI出力端子(4K60p出力対応) | HDMI出力端子(4K60p出力対応) | HDMI出力端子(4K60p出力対応) | |
VGAポート | アナログRGB ミニD-sub 15ピン | アナログRGB ミニD-sub 15ピン | アナログRGB ミニD-sub 15ピン | アナログRGB ミニD-sub 15ピン | |
光学ドライブ | ブルーレイディスクドライブ内蔵 | ブルーレイディスクドライブ内蔵 | 非搭載 | 非搭載 | |
キーボード | OADG準拠87キー、キーピッチ19mm(縦横)(一部キーを除く) | OADG準拠86キー、キーピッチ19mm(横)/16mm(縦)(一部キーを除く) | OADG準拠86キー、キーピッチ19mm(横)/16mm(縦)(一部キーを除く) | OADG準拠86キー、キーピッチ16.8mm(横)/14.2mm(縦)(一部キーを除く) | |
保証期間 | |||||
色 | ブラック | ブラック | ブラック | ブラック | |
価格 | 239,799円(税込) | 299,484円(税込) | 262,194円(税込) | 249,000円(税込) | |
商品ページリンク |
https://www.e-zoa.com/ITEM/ITM0015765818 | https://www.e-zoa.com/ITEM/ITM0015764203 | https://www.e-zoa.com/ITEM/ITM0015764303 | https://www.e-zoa.com/ITEM/ITM0015755602 |
5,まとめ
最初にメリットとして触れているように、レッツノートシリーズはシリーズ通してモバイル用途に特化して製造されています。
そのどれもが、多くのインターフェイス対応を備えているため汎用性も高く。高性能で軽量であるため非常に実用的な性能を持っています。
しかし、デメリットとして触れているように決して安い買い物ではありません。
多機能なシリーズの中でもそれぞれに特徴があるので、ご自身にとって最高の1台を探してみてください。
見極めるのが難しい場合には是非、ZOAの各店舗にてご相談くださいスタッフ一同お待ちしております。
お客様が最高と思える1台に出会えた時、それを切っ掛けとしてレッツノートシリーズのファンとなった時、この記事が少しでもお役に立てていたら幸いです。