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自作PC(パソコン)の作り方まとめ・後編!完成からOSのインストールまで、その手順を紹介していきます!実際に作ってみました。
2019.04.12

マザーボード

はじめに

この記事は「自作 PC(パソコン)の作り方まとめ・前編!マザーボードへの CPUの取り付けから途中の動作確認まで、その手順を一挙に紹介していきます!実際に作ってみました。」の後編に当たります。

動作確認を終えた後の PCケースの準備、自作 PCの完成、その後の OSのインストールまでを紹介しています。

是非参考にしてください。

「自作PC(パソコン)の作り方まとめ・前編!」はこちらからどうぞ

 

1.PCケース周りの準備をしましょう

サイドパネルを外しましょう

PCケース サイドパネル

サイドパネルの固定ネジは手でも簡単に外れますが、新品だと最初は固い場合もあるので、その場合は無理せず、ドライバーを使って開けましょう。

反対側のサイドパネルも外しておきましょう

PCケース

組立の際の都合上、反対側のパネルも取っておいた方が後々楽なので、ついでに外してしまいましょう。

 

マザーボードのスペーサーを取り付けましょう

スペーサー

マザーボードをネジで固定するために、六角スペーサーを取り付けます。

最初から付いている場合もありますが、付いていないことが多いので写真の通りに取り付けましょう。

付ける数は、マザーボードの大きさで変わります。

六角ドライバー

スペーサーを付けるときは上の写真のような工具があると楽ですが、最近ではドライバーで代用できるパーツが、ネジと一緒に PCケースの付属品として付いてくることが多くなりました。

 

※残念ながら現在は上の工具は入手不可能になっています。

なので代わりになる工具の販売サイトを乗せておきます。

販売サイト amazon

 2.マザーボードをPCケースに取り付けましょう

マザーボードをPCケースに取り付ける際のポイント

バックパネルを先につけましょう

バックパネル

マザーボートを取り付ける前に I/Oパネル(バックパネル)を付けましょう。

これがないとマザーボードがしっかりと固定できず、基盤が外から見えてしまうのでしっかりと付けましょう。

マザーボードの位置を確認しましょう

バックパネル

I/Oパネルの端子の穴にしっかりと合うように、位置を決めながら付けていきます。

この時に、パネルの爪に端子の穴が引っかからないように注意しましょう。端子の中に引っかかったまま

になると、組み立てた後に端子に刺そうと思っても、爪が邪魔で入らないなんてことになりかねません。

こうなると組み直しになるので、確認は怠らないようにしましょう。

(私も組みあがってから気づいて、全ばらしになった経験があるので…)

ドライバーでねじをとめましょう

マザーボード

マザーボードの位置が決まったら、ネジで止めていきます。

少し前に説明したネジの種類に気を付けながら、対角線上に止めていきます。(基本はインチネジ)

あまり意味はないかもしれませんが、等しく力が加わるように ZOAではこの締め方をやっています。

PCパーツ系は基本対角線で止めることが多いので、覚えておきましょう。 

 

3.電源ユニットを取り付けましょう

電源ユニットには上部につけるタイプと下部につけるタイプがあります

PCケースには電源を上につける場合と下につける場合があります。

ケースによって違うので最初に確認しておきましょう、また電源のファンがどちら向きになるかも少し変わるので注意しましょう。

  電源ユニット

 

今回使ったケースは電源が上部にあってファンの向きは下向きですね、これが逆だとケースにネジが付きません。

 

あらかじめ必要なケーブルは本体につないでおく方が作業が楽?

ケーブルに関しては電源の種類や使っているケースによって変わってきます。

先につけてしまうと電源のケーブルが届かなかったり、狭いケースだと逆に大変になってしまうこともあるので個人的には電源を付けてからの配線の方がお勧めですね。もしケーブルが煩わしければ、プラグイン式の電源を選びましょう。

 

※プラグイン式

電源につなげる電源ケーブルが取り外し可能なタイプの物です、ケース内に余計な

配線を残さなくてよくなるので、お勧めです。

電源ユニットをねじで留めていきましょう

電源ユニット

これもマザーボードと同じように、対角線で止めていきましょう、

最初は、なんとなくずれているような気がするかもしれませんが、これで大丈夫です。

 

4.SSDなどのストレージを取り付けましょう

SSDを取り付けましょう

SSD

今回のケースには SSDを取り付けマウンタが無かったので、ケースの下に設置します。

まあこのケースだとここが一番付けやすいのと、 SSDHDD等と違って振動や熱にも強いので

ぶっちゃけどこにつけても大丈夫です、(中にはケース内にぶら下げている人もいます。)

使うねじに注意しましょう

PCケース

ここでもミリネジの出番です、写真のように二つでも問題ないと思います。

心配であれば4つしっかりと付けましょう。

マウンターについて

ほとんどのケースには下の写真のような HDDSSDを付けるマウンタと呼ばれるものがあるのですが、

マウンター

今回のケースになかったので紹介だけさせていただきます。

まあ大体の場合はケースの説明書につけ方も含めて載っているので大丈夫だとは思います。

 

 5.ドライブを取り付けましょう

※手元にある人だけで結構です、ない人は説明を飛ばしてください。

PCケース

ほとんどのケースは前面がこのように外れるようになっています。

PCケース

このように前面の下に手をかけられる場所があります、無いケースもありますし

ケースによっては凄く硬くなっているので割と力を使います。

(そもそも開け方が違う場合もあるので、説明書をしっかりと一読しましょう)

3.5インチベイ

前面が空いたらドライブを押し込んで電源と SATAケーブルを繋ぎましょう。

両側をネジで止めて後は元に戻して完了です。

 

6.ケーブルの配線をしましょう

自作PCのケーブル配線のポイント

配線のやり方はかなり個人差が出てきます。

基本は裏側に配線を通すやり方で、裏配線でケーブルを極力目立たないようにするのですが、中には気にせずそのまま表でやってしまう人も居ます。

別に繋ぐだけであれば表でも全く問題はないのですが、 PCケース内のエアフロー(風の通り道)がかなり悪くなってしまい、排熱の効率が落ちてしまうのであまりお勧めできません。なので基本は裏配線でやるようにしましょう。

(一部ケースによっては裏配線が出来ないものもあります)

ケーブルを裏側に通しましょう

PCケース 裏側

裏配線で気を付けることは、マザーボードの裏側の部分に接触しないように配線することです。

なぜかと言うと、起動中のマザーボードの背面にケーブルが接触すると、ショートしてしまうからです、

 これはケーブルだけに限った話ではありませんが、基本何も触れないようにしておかないといきなりパソコンが動かなくなって…、なんてことになりかねません、注意しましょう。

また当然ですが、ケースの種類によって配線のやり方も違ってくる場合もあるので、その場合はこの

やり方を参考にしながら、配線を行ってください。

 

それではこの注意点を守りながら配線を行っていきます。

 

まずはそれぞれの線をとりあえず一旦裏に回しておきます。

伸びているケーブルごとにそれぞれ向かう先が違うので、ここではまだ束ねません(最初からある程度わかっている方は束ねてもらってもかまいません)

端子に近い穴から表に引き出しましょう

PC 配線

刺し込み先の近い所から引っ張り出し、繋いでいきますが、裏から回す場合マザーボードとの相性が悪いと

裏から届かない場合があります、(マザーボードによって端子の位置が違うので)その場合は無理せず

表から配線しましょう。

 

HDDSSDに電源ケーブルをつなぎましょう

ケーブルをつなげる時は、自分が配線しやすいようにそれに合わせて HDDの位置を変えましょう。

遠すぎる場合は近くに持ってきて、近すぎる場合は少し離す等、この辺は自由に変えてください。

 

PCケースのケーブルを背面にだしましょう

PCケース 配線

一度背面に出しておくと、後での固定が楽です、またケース内の作業の邪魔にもならないので

後ろに出してしまいましょう。

 

ケースファンの電源をつなぎましょう

マザーボード

※写真の CPUのファンコネクタのピン形状は同じです。

写真のようなピンが出ているので、そこに付けましょう。おそらく大丈夫だと思いますが、

CPU用の所に刺さないように注意(この辺の配置や種類は説明書に書いてあります、少しわかりづらいですが)

マザーボード側にも、大体は小さく書いてあります。

ピン横に小さく書いてあることがほとんどなので、よく見てみましょう。

前面オーディオのケーブルをつなぎましょう   

オーディオコネクタ

ケースから伸びているコネクタに AUDIOと書かれているはずです、これをマザーボードの写真のこの部分に刺します。 AUDIO端子は必ずこの形状なので、一度覚えてしまえばあとは簡単です。

マザーボード側のピンもこのケーブルしか刺さらないようになっているので、間違える事はほぼないでしょう。

前面 USB2.0のケーブルをつなぎましょう

USBコネクタ

先ほどの AUDIOケーブルに似ていますが、差込のコネクタの空いている穴の位置が少し違います、

こちらもコネクタに USBと書いてあるのですぐにわかると思います。

こちらもこの部分に刺します。

前面端子(スイッチと LED)のケーブルをつなぎましょう

コネクタ

 ここは、ちょっと最初は分かりにくいと思います。

慣れてくればなんてことはないのですが、繋ぐケーブルの種類が多いのと差し込む位置が決まっているので、説明書を見ながら繋いでいきましょう。

基本は下記の図のようになっていますが、たまに違うこともあるので、基本は説明書をみて

作業しましょう。

   コネクタの位置 コネクタの位置

※最近のマザーボードには、ほとんど日本語のマニュアルが付いてくるので、安心してください

Serial ATA信号ケーブルをつなぎましょう

SATA

マザーボードに L字型の差込端子が付いているので、そこに刺し込みましょう。

ドライブに Serial ATA信号ケーブルをつなごう

SATAケーブル

これが SATAケーブルです、(別撮りで申し訳ない…)

SSD

※写真は別のパソコンで撮ったものです。

こんな感じで付きます。電源からのケーブルと一緒にぶすりといきましょう。

 

7.グラフィックボード(GPU)を取り付けましょう

今回のマシンにはグラフィックボードは搭載しませんが、やり方の説明だけ明記しておきます。

拡張スロットのブラケットを外しましょう

PCケース

PCケースの背面に、拡張ボードを刺すためのスロットが付いています。

このスロットのブラケットはケースによって仕様が違い、一度取ると戻せないものと、ネジで固定されていて戻せる物の二つになります。

 

戻せないタイプはネジで固定されておらず、スロットの一部が溶接でくっついています。

外す場合は、少しずつブラケットを捻りながら、パキッと外しましょう。結構見た感じ無理やり取っているように思えますが、やり方はこれで問題ないです。少しやりづらいと感じたら、ペンチなどがあると便利です。

グラフィックボードを取り付けましょう

マザーボード

取り付ける際は、グラボのブラケットをしっかりと PCケースのスロットに合わせて、差し込んでいきましょう。

マザーボード側のスロットには固定用の爪のようなレバーがあるので、しっかりとはまっているか確認しましょう。

  マザーボード

刺さっているとこんな感じです。

しっかりと爪に引っかかっているかの確認をしましょう。

電源ケーブルをつなぎましょう

ハイエンドなグラフィックボードを使う場合に補助電源を刺してあげないといけない場合があります。

グラフィックボードの補助電源

付くとこんな感じです。

この補助電源がないとハイエンドなグラフィックボードは動かないので、電源を買うときはこの補助電源が何本必要かよく調べておきましょう。

最後に USB 3.0ケーブルをつなぎましょう

USB3.0

3.0のケーブルは他のケーブルに比べて少しごついので、わかりやすいと思います。

8.自作PC、組み立て完了です!

 ディスプレイ、キーボード、マウスをつないで動作を確認しましょう!

画面が移ったら、 BIOS設定画面で CPU、メモリー、 SSDが認識されているか確認しましょう。

BIOS画面

特定のキーを押して起動させると、 BIOSと呼ばれる画面が立ち上がります。特定のキーに関しては下記の表をご覧ください。

ここで今接続されているパーツの情報をしっかりと確認しておきましょう。

もし認識されていなければ差込が甘いのか、相性や不良品かのどれかです。

(ほとんどの場合は差込不足や刺し忘れが多いです、それとメモリ等は差込が甘い場合は

 起動すらしないこともあるので注意しましょう)

 

一応メーカー別の起動キーの一覧を乗せておきます。

型番によって違う場合もありますが参考までにどうぞ。

メーカー名BIOS起動
ASUS Deleteキーで起動
GIGABYTE Deleteキーで起動
ASRock F2キーで起動
MSI Deleteキーで起動
BIOSTAR Deleteキーで起動
インテル F2キーで起動

 

 

※これで起動しない場合は説明書を読みましょう。

 

9.OS(Windows 10)をインストールしましょう

OSインストールの概要について。主なやり方が3パターンあります。

これがないと始まりません、パソコンを動かすための重要なツールです。

Windowsのインストールの仕方は、何パターンかあります。

主なやり方が 3パターンありますので簡単に説明していきます。

 

OEM版の windows10を入れる場合

 

パーツと同時購入で買うことの出来る、ディスク付属型の OSです。

インストールは簡単、組み立てたパソコンに入れて、起動させるだけで、それだけでインストール画面が出てきます。

市販版であればすでにディスクに windows10OSが入っているので、インストールは楽ちんです。

 

パッケージ版の windows10を入れる場合

やり方はあまり変わりません、 USBを刺して電源を入れるだけです。

起動順序の設定が必要な場合もありますが、たいていの場合は設定しなくても勝手に読み込んでくれます。

 

OEM版との違い

OEM版とあまり差はありませんが、大きく違うのはインストールツールが USBと言う事と、もう一つは windows32bit64bitを選ぶ事が出来きる所です。

しかし、そもそも 32bit版など使うことはまずないので(そもそもマザーボード側が対応してないので動かない)

そこは気にしなくても大丈夫でしょう。

また、インターフェースが USBなので、光学ドライブが必要ありません。

そして最大の違いは、パーツ構成が変わったとしても再インストール出来ることが一番のメリットでしょう。

通常 OEM版は一緒に買ったパーツでしか使用が認められていないので、次のパソコンや内部のパーツ構成が変わると使うことが出来ません(明確にはライセンス違反になります)。なので、組み換えを頻繁にするのであればパッケージ版を買うようにしましょう。

 

ネットから最新版の windows10を入れる

これはまずインストール用の USB、またはディスクを作らなければなりません。

ですが最新版が手に入るので、少して手間がかかっても良いのであればこちらをおすすめします。

 

マイクロソフトから直接 OSをダウンロードした場合

この方法は最新の windowsが手に入れられるかわりに、少し手順がめんどくさく時間もかかるので注意です。

Windows 10の「 Media Creation Tool」をインストールしましょう

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

上記の URLのマイクロソフトのダウンロードページからツールをダウンロードしておきましょう。

USBメモリーにツールを使ってコピー

必ずツールを使ってコピーしましょう、それか別の書き込みソフトでも大丈夫です。

そのままコピーしてしまうと USBから windows10がブート起動してくれないので注意。

 画面の表記に従って USBに書き込みましょう。

USBメモリーを接続して起動

パッケージ版と同じで、刺して起動すれば大体の場合はそのままインストール画面に進むと思いますが、もしいかない場合は下記のやり方を試しましょう。

※ここから先はすべて共通のやり方になります。

BIOS設定画面を開きましょう

先ほどのメモリ等が認識しているかどうかの確認と同じやり方で BIOSをもう一度起動しましょう

 

起動デバイスを選びましょう

BIOS画面

開いたら優先順位( Boot Priority)を「 DVD」を写真のように先頭にします。

ただしここの表記はメーカーや型番によって全く違うので参考程度に見てください、どうしてもわからなければ

調べましょう。

(基本的にここは変えなくても OSのインストールが始まるはずなので、始まらない場合にのみ変えてください)

インストールを開始しましょう

windows インストール画面

「今すぐインストール」をクリック!

windows インストール画面

プロダクトキーを入力しましょう

windows インストール画面

Windowsのパッケージのどこかに書いてあります。 OEM版であれば

コインで削るようになっているので注意。

ライセンス条項の確認をしましょう

windows インストール手順

基本はそのまま OKでいいですが、心配であれば読んで次へ。

「カスタム」を選びましょう

windows インストール

新規で入れるので下のカスタムを選択。

インストール先のドライブを選びましょう

windows インストール

ドライブを何個か付けている場合は容量を見て判断しましょう。

入れたいのを選んで次へ。

インストールが開始されます

windows インストール

終わるまではしばらくかかるので、暇をつぶして待ちましょう。

最後の設定をしましょう

windows インストール

当然日本語を選択。

ネットワークの設定

windows インストール

ここでインターネットの接続の確認になります。

有線の場合はそのまま LANケーブルを刺すだけで OKWifiの場合は、パスワードを入力してからの接続になります、この辺はケータイ等と同じですね。

 

正直ここで無理に繋ぐ必要はありません、この後のアカウント設定でネットに繋いでいるとマイクロソフトアカウントの作成を求められるので、煩わしい人はオフラインのまま進めましょう。

 

サインインに使うアカウントを設定しましょう

  windows サインイン

 

ネットに繋いだ状態で進んでくると、マイクロソフトアカウントの作成を勧められます。

マイクロソフトアカウントは officeや、マイクロソフトストア、 windows10の機能を隅々まで使いたい場合に必要になってきます。

もしすぐに使う気がなければスルーでも大丈夫です、その場合はローカルアカウントの作成になります。

 

実はここが地味に厄介で、ここで作った場合はパソコン起動時の最初の画面で必ずここで入力したパスワードを聞かれますので、必ずメモをすること、ここを適当に進めると後でパソコンにログインできなくなります。

(実は、割とわからなくなってしまう方が多いです)

 

ローカルアカウントを作成しましょう

windows ローカルアカウント

ネットに繋いでいない、またはマイクロソフトアカウントの作成を拒否すると、この画面に飛ばされます。

ぶっちゃけ無理にマイクロソフトアカウントを作る必要はないので、面倒な人はここでちゃっちゃとローカルアカウントを作ってしまいましょう。ローカルで作った場合はパスワード無しでも設定できます、とくに必要ないやって人は、名前だけ入れて次へ進みましょう。

 

パスワードを設定しよう

windows ローカルアカウント

もしパスワードを作るのであれば、しっかりと忘れないようにメモをしておきましょう。

忘れてしまった場合はログインできないのはもちろんの事、パソコンを初期化する場合も必要になるので、

パスワードがわからないから初期化しよ、なんて思っていると初期化もできず、 OSを一から入れなおす

羽目になります。

Cortanaとプライバシーを設定しましょう

windows Cortana

Cortanaは windows10に搭載された AIアシスタントです。

検索や音声認識などで色々と助けてくれます。

と、いった機能なのですが、しっかりとつかう為にはマイクロソフトアカウントの作成が必須になります。

しかしこの Cortana、音声認識を使わなければほとんど出番がないため、あまり使う機会もないかと思います。なんでここの設定は、はい、いいえ、どちらでも構いません。

※現在 Cortanaは完全に OFFにすることが出来なくなっています。

 少し前のアップデートで変更されました。

デスクトップが表示されて完了です!

windows デスクトップ

10.デバイスドライバーをインストールしましょう

ドライバーインストール

デバイスドライバーをインストールする理由

パソコンで使っている物には必ず、ドライバーと言うものが必要になります。

普段何気なく使っているマウスやキーボードもこのドライバーによって動いているのです。

ドライバーの役割は、例えばマウスであれば、最初はパソコン側が接続された端子を見つけます、しかしこの時点ではこの接続された物がいったい何なのか分からない状態です。

そこでドライバーの出番です、このマウスにドライバーがあたると、わたしはこの型番のマウスでこういうものですとパソコン側に身分を証明してくれます。

そこで初めてパソコン側が、「なるほど、君はマウスだったのか」と気づくわけです、身元さえ分かってしまえばこっちの物、パソコン上で動かせるようになるわけです。

簡単に言ってしまえば、ドライバーとはそのパーツの「身分証明書」だと思っていただければ大丈夫です。

 

初めはパソコンにドライバーが入っていないので、ネットや USB3.0等が使えない状態になってしまっています、これを使える様にするためにドライバーのインストールは必須になってきます。

ただ、今の最新の windows10はこのドライバーが勝手に入るようになっているので、物によってはそのまま

使えてしまう場合がほとんどですが、念のために確認しておきましょう。

 

※補足ですが、マウスやキーボードは刺しただけでドライバーを認識できるようになっています。

デバイスマネージャーで状態を確認しましょう

ここの項目では、パソコン上で動いているドライバーやデバイスを確認することが出来ます。

先ほど説明したドライバーに異常がある場合は、ここの画面に黄色の「!(エクスクラメーションマーク)」が

出るはずです。特にマークが出ておらず、エラーになっていなければ問題ありません。

Windows Updateを実施しましょう

windows Update

パソコンではシステムを常に最新に保つために、自動アップデートが定期的に行われています。

このアップデートでパソコンを常に最新にすることによって、ウイルスに対しての抵抗力を強くする、最新の

プログラムやソフトに対応、新機能の追加など、様々なアップグレードをしてくれます。

市販の windows10をインストールした後だと、最新版ではない事が多いのでアップデートは、

必ずかけておきましょう。

※たまにアップデートが原因でパソコンに不具合が生じることもあります。

 アップデート後に動かないプログラムが出てしまった場合は、調べてみましょう。

 

しかしアップデートにも少なからずリスクがあります。それはプログラムを書き換える作業なので、

失敗するとパソコンが立ち上がらなくなってしまう事があるのです。

実際アップデートの失敗の経験自体は人によっては一生起きない人も居れば、何回か起こってしまう人も居ます。

なので、私の推奨としては、パソコンのバックアップを常に取る、または外付けの HDD等、外にデータを逃がしておくことをオススメします。

ちなみに私は人生で 2度経験しました。その時にデータは外部で保存していたので助かりましたが、

皆さんも気を付けるようにしましょう。

 

以上で自作 PC完成!お疲れ様でした!

どうでしたか?最初は戸惑うと思いますが慣れればどうということはありません、意外と一回通しでやると案外 2回目はすんなりと行きますし、ある程度 PCの中身に触れるので自分で故障の原因を自然と探れるようになります。

それに自分で組んだ PCは少し特別感があるので達成感もあると思います、では楽しい PCライフを満喫しましょう。御精読ありがとうございました。

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